本サイトでは臨海セミナーで活躍する講師を対象に仕事のやりがいや苦労、給与・待遇などの満足度についてアンケート調査を行いました。ここでは、そのデータをもとに講師のコメントも含め塾講師のリアルについて紹介します。
アンケート結果に見る、塾講師が仕事の「やりがい」を感じる瞬間
アンケートではさまざまな角度から講師に質問しましたが、その回答の中からやりがいや大変さに関わるものを中心に解説します。
「塾講師として働く中で最もやりがいを感じる瞬間」の問いに対する回答で多かったのは以下の3つです。また、数は少ないながらも注目できる回答についても紹介します。
生徒や保護者から感謝の言葉を受けたとき
- 生徒、保護者さまから、「この塾を選んでよかった」、「先生が担当でよかった」と言葉をいただいたとき
- 先生のおかげで点数上がったよ、と言われたとき
- 通わせてよかったと保護者から感謝されたとき
- 卒業時に感謝の手紙をもらったとき
アンケートは自由記述で複数回答がありましたが、講師の8割近くが生徒・保護者からの感謝の言葉に仕事のやりがいを感じています。自身が行った指導に対して「ありがとう」という言葉となって返ってくるわけですので、そこにやりがいや喜びを感じるのは当然でしょう。
その他、「生徒、保護者ともに、受験はもちろんのこと、それ以外の相談をしてくれたとき」という回答もありました。講師にとって信頼や信用を感じる瞬間も仕事のやりがいにつながっています。
生徒の成長を実感できたとき
- 生徒の人間的成長を感じたとき
- 自分の説得が届いて、明らかにその子の行動や結果が変わったとき
- 生徒が目の前で変わる瞬間を見たとき
- 子供が塾のおかげで変わったと言われたとき
- 勉強が好きになったとか、得意になったと聞いたとき
塾講師は授業や学習指導を通して、常に生徒を見守る立場にあります。その中で単に学力が上がったというだけではなく、人としての成長が感じられることはやりがいの一つです。
また、間接的ですが保護者から塾に通うようになってから子どもが変わったと言われるケースもあります。勉強嫌いの生徒がやる気を出したり、真面目に授業を受けたりすることは講師にとってのモチベーションにもつながるでしょう。
成績向上や生徒が志望校に合格したとき
- 生徒が志望校に合格したとき
- 生徒から○○先生のお陰で理解できた、点数とれた等、本人から報告を受けたとき
- 先生のおかげで点数上がったよ、と言われたとき
- 「先生のおかげで成績UPや志望校合格が達成できたと言っている」と言ってもらったとき
塾には学校の授業の予習・復習を行う補習塾や志望校合格のための対策指導をする進学塾があります。成績向上や志望校合格は、実際に数字や結果として目に見える部分になりますので、そこにやりがいを感じる講師も少なくありません。
生徒のどのような成長がモチベーションになるか?の質問に対し、最も数が多かった回答は学習意欲の向上でした。次いで成績向上、3番目に志望校合格と続きます。そこに生徒から感謝の言葉が加われば、講師にとって何よりの喜びになります。
やりがいだけじゃない、塾講師が「大変だ」と感じること
「仕事で最も大変だと感じることは何ですか?」という質問に対する回答の割合は以下の通りです。半数以上が長時間勤務が大変だと感じていることがわかります。
- 長時間勤務:55%
- 授業準備:18%
- 生徒対応:9%
- 保護者対応:9%
- 動員行動:9%
長時間勤務の要因として考えられるのは、授業の準備や授業以外での各種対応に時間を取られていることです。特に塾の繁忙期は業務量がいつもより膨れ上がります。
忙しい時期の業務量について講師が感じていることは以下の通りです。
- 非常に少ない:0%
- 少ない:5.6%
- 普通:0%
- 多い:33.3%
- 非常に多い:61.1%
また、アンケートの自由記入欄で大変と感じる要因として以下のような回答がありました。
- 様々な人に合わせてサービスを考えなければならないこと
- 市場環境やスタッフ環境も様々な中、目標達成を一律に課されそれを達成させること
- 教育と営業の両輪であること
- テスト対策や講習時のコマが増えた時の体力の部分
講師がストレスを感じる場面と対処方法
ストレスを感じる場面の回答の中で塾講師の大変さにつながるものをピックアップしました。塾講師の中にはこうしたストレスを解消する方法を見つけて対処している人もいます。
- 保護者クレームをもらったとき
(改善策)自分の好きなことを思う存分にやり、頭と心を切り替える - 卒業による顧客減により、常に新規顧客を入塾させる必要がある
(改善策)営業成績を伸ばし、全社にて表彰されることを目標にモチベーションを持つ - 理不尽なクレームを受けたとき
(改善策)好きなアーティストのライブ、スポーツ観戦を楽しみにする - 緊急案件が来たとき
(改善策)ジムで筋トレ、ご飯を食べて解消
給与・待遇に対する満足度は?
「現在の給与に満足していますか?」の質問に対しては、「はい」「部分的に」と回答した割合が58%でした。
「昇給やボーナスの頻度についてどう感じていますか?」では「普通」44%、「やや満足」11%、「満足」17%という結果でした。
臨海セミナーの入社年次別平均年収は以下の通りです:
- 1年目:350万円
- 3年目:400万円
- 5年目:役職により異なる
厚労省のデータで20〜24歳塾講師の平均年収は約307万円のため、決して低い数字ではありません。
研修制度やスキルアップ機会の満足度について「不満・やや不満」は合わせて17%のみという結果でした。
経験を積むことで昇進・昇格し、給与・待遇も向上するため、現状に満足せずさらに上を目指す姿勢がうかがえます。
臨海セミナーの働きやすさ
臨海セミナーでは職場環境や各種サポート体制など、講師の働きやすさを重視しています。どういった制度がありキャリアアップしていけるのかについて紹介します。
職場環境
学習塾には繁忙期と閑散期があり、それにより講師の業務量が増減します。これは臨海セミナーも同様です。
臨海セミナーでは受験直前期に上長面談を行い、人事からのフォローや休職提案も行うなどストレス対策が講じられています。
また、生徒・保護者対応は室長・ブロック長・エリア長の3段階サポートがあり、一人で抱え込むことはありません。
研修制度
臨海セミナーの研修は内定段階から始まります。入社前に基礎力を高め、入社後は新人・フォローアップ研修が実施されます。
模擬授業やロールプレイも行う実践型で、未経験でも授業レベルをクリアできます。
昇進・昇格時も職位ごとの研修が用意されており、リーダーシップスキルを段階的に身につけられます。
キャリアアップ
キャリアは「講師→教室長→ブロック長→エリア長」と進みますが、臨海セミナーではキャリア選択の自由度があります。
2年目以降、社員アンケートを通じて本部職希望などの異動申請が可能です。管理職になっても教える仕事を継続できます。
トップダウンではなく自らキャリアを描ける環境が整っています。

臨海セミナーは、神奈川県を拠点に全国539校を展開する進学塾です。「Ever Onwards ~限りなき前進~」という理念のもと、地域密着型教育を推進し、多くの生徒と保護者から支持を得ています。
臨海セミナーの教育は、生徒の成績アップだけでなく、子どもたちが未来に向かって自ら前進する力を育むことを重視しています。また、指導に携わる講師への研修制度も充実しており、教育現場で求められるスキルの向上を通じて、生徒の可能性を最大限に引き出しています。
少子化や社会の変化が進む中で、オンライン授業や個別指導の強化を取り入れ、柔軟な学びの形を提供している臨海セミナー。その成長は、教育業界の新しいモデルケースとして注目されています。